陰鬱

考えたこと,感じたこと,思ったことを書く。https://schizzoid.web.fc2.com

正直、もう君に対しての好きという感情は薄れつつある。それは君だってそうだろう。ただ、誤解しないで欲しい。僕は君を見捨てるわけではない。僕は君から沢山得たものがある。君の支えがあって、このコロナ禍の一年を過ごすことができ、バイトも始め、気遣いを知り、傾聴の大切さを知った。好きな人に限りなく尽くす歓びも僕は知った。色々なことを知った分、傷つくことも多々あった。身体だって壊した。それでも、僕は君のことを一途に愛していたし、大切にしていたつもりだ。だから、見捨てることはない。これからはきっと恋愛的な愛ではない、隣人愛的な愛で君を見守ろう。君が僕にとって大切な友達であることに変わりはない。

今はきっと時期ではない。僕は所詮子どもだからできることにも限界がある。お金を与えることも、薬を与えることも、やはり家族のことを考える。僕が彼女でもない一女の子にお金をあげたり、法を犯して薬を郵送しているとバレたら、母は泣くだろう。どうしても薬が欲しいなら対面にでもしてくれ。それに、今は僕の精神状態は不安定で、なおかつ心はボロボロだ。どんなに僕に非があって、気遣いができない人間であろうと、言われたことが事実であろうと、言われたら苦しいことはある。先日言われたことで、明らかに僕は軽蔑され見下されていることがわかった。だから、今僕は君に対して助けることはできない。あまりにも辛いからだ。

僕だって頑張っているし、大切にしているつもりだ。薬をいちいち詐病して貰って、君にあげることのできる人が他にいるだろうか。君のことを一生養おうと思っていた。そこまで君のことを愛している人は他にいるだろうか。酷いことを言うのなら、他の人に助けてもらって欲しい。援助は僕にしてもらって、他の人を優先するというのが、僕にはどうしても理解できない。僕ももう大切にされていないと感じている。君の幸福は僕の不幸を土台として成り立つものなのだろう。

僕の言動に凄くイライラするのはわかる。僕に非があることはわかる。でも、それで僕に罵倒したところで、君は僕と同じレベルになってしまうのではないか。罵倒するくらいなら一時的にブロックするなり無視するなりして欲しい。酷いこと言われるのが、一番傷つくし、君のことを助けたいとも思えなくなってしまう。君を酷い人間だと思ってしまう。どんな凶悪犯であれ、酷い言葉を一面的に浴びせる醜さを、君は知っているはずだ。ネットリンチの酷さを知っているはずだ。どうか、不器用で気遣いのできないクズな僕であっても、酷い言葉をかけないでくれ。お願いだ。直す努力はいくらでもするつもりだ。どうか君のことを心から助けたいと思えるようにさせてほしい。

身なりや気遣いが大切なことはわかっている。寂しさを埋めることも大切だろう。何もかも犠牲にして、君に一途に捧げることも大切だろう。僕は確かにできなかった。君の望むような人間にはなれなかった。でも、誰よりも僕は君を心から愛していた。行動や気遣いではなく、一途な心を見て欲しかった。どんぐりだってどんぐり並みに君のことを愛していただろう。表面的なことよりも、どうか奥底にある心を見てほしい。表面ばかり見て、ただ寂しさを埋めてくれるからといって、変な人間や無責任で馬鹿な大人に騙されないでほしいと願う。

こないだ東京ドームシティの遊園地に行った。お化け屋敷やジェットコースターに乗った。それはそれは楽しかった。相変わらず長く歩かせてしまうこともあったし、身なりも最悪だったかもしれない。カラオケや乗り物代だって割り勘だ。でも、その子は多少歩いても付いてきてくれたし、多少奢ろうとしても断られた。身なりなんて全然気にしなかった。とにかく優しかった。僕は心を見てくれたのだと思う。心底嬉しかった。見下される関係が僕はとても耐え難いことを知った。君は酷い人間なのかもしれないと感じた。他の子にも親友だと思われている。それも多分心を見てくれているからだ。毎日一緒にゲームをするくらい仲がいい。将来インドに行ってこども達を支援する計画なんて立てている。まだ君とよく通話してた時、僕は誰よりも君を優先してたから途中でその子との通話を切るとその子はよく君に嫉妬していた。桜見に行ったりたまにカラオケに行く子からも、僕は相談を受けたり信頼されている。

なぜ君だけが僕を屑扱いし、僕のことを傷つけるのだ。僕はそこまで異常者なのだろうか。確かに気遣いはできないタイプの人間だが、それだけで僕はもうダメな人間なのだろうか。

もう恋愛的な愛は殆どない。君が誰と関わって誰と付き合おうが、正直どうでもいい。ただ、隣人愛的な精神で、君のことを生涯見守りたいと思う。なんらかの縁で掲示板で出会ったのだ。君は僕にとって唯一無二の大切な友達だ。見捨てたりは絶対しない。ずっと愛してる。だから、心配しないで欲しい。自由に生きて欲しい。ただ、今だけは時期ではない。

君は魅力に溢れている。それは可愛い容姿だけではない。君のレトリック溢れる文体と、透き通った神秘的な絵はいろんな人間を魅了している。現実では君はそれらをひた隠しにしているから気づかれないのだろう。でも、本当は沢山の魅力を君は抱え込んでいる。これ以上魅力に溢れさせる必要はないだろう。人身掌握術なんていらない。君は誰だって飼い殺せるポテンシャルを持っている。君が必要なのは、ただ一途に信じ続ける心と、寛容さだ。君の言う通り、君が不安に思っていることは被害妄想かもしれない。もちろん、今まで変なやつばかり君に近づいてきたかもしれない。でも、今君が関わっている人がどんな人であれ、仮にその人が悪い人であったとしても、一途に信じ続ける強靭な心だけが、君の幸せを勝ち取る一つの糧だろう。そして、多少イライラすることがあったり、約束と違うことがあっても、少し傷つくことがあっても、許してあげてほしい。どれだけ今愛されていると感じても、君はいずれ誰かに満足できなくなって、不満ばかり募って、否定されていると感じて、その場の感情でその人に辛辣な言葉を浴びせるだろう。どうか人を傷つけそうになったら、一先ず落ち着いて沈黙を貫くといい。

それだけで君は魅力あふれる人間であり続け、君はいつか大切な人を手にするだろう。下手に魅力や人心掌握術を身につける必要なんてない。それだけで、君は見捨てられることは無くなるだろう。みんな大切にしたいと思うだろう。それで見捨てるやつは大したことのないやつだから切り捨てればいい。

映画一緒に見ようと言ってくれたのは嬉しかったよ。諦めていたのは僕の方かもしれない。君は僕のことを何度でも許して、許せないこともありながらも、それなりに僕のことを大切にしてくれて、少しでも関係を良くしようとしてくれていたのかもしれない。僕がもう少し強靭な精神と、そして気遣いと行動のできる人間であれば、もう少し君のことを長く好いていたかもしれない。

今思えば、僕も君に辛いことばかりしてしまったと思う。君が突然僕のことを嫌いと言ったりしたあの時も、今ならその真意がわかる気がする。ただ君だけを見つめればよかった。漢検の勉強に熱中して君のことを疎かにしていた時もあったし、君のことを受け入れられず、ただ反論ばかり繰り返していたこともあった。ただ話を聞いてあげれば良かったのに、不安にさせるようなことを言ったり、溜息を吐いたこともあった。もう少しだけ、僕が一人の女の子に過ぎない君を、もう少し君を安心できるような守れるような人間になれたら良かったと本当に哀しい。気遣いや行動が欠けた人間だと思う、それでも一時期は、あの夏の日まで、君は僕を一番信頼してくれていたと思う。心を見てくれていたと思う。だからこそ、僕は君と関われたし、僕はとても救われた気持ちだった。骨の髄まで染み込んだ僕の気遣いの無さは、一朝一夕に直るものではないだろう。直そうとは思っても、もう間に合わないだろう。本当に辛い思いさせてしまった。ごめんなさい。

もう年末だ。1年間僕と関わってくれてありがとう。本当に愛している。もう君と一緒に暮らすことも会うことも無いだろう。君への恋愛的な愛もいずれは尽きるだろう。でも、君が初めて好きになれた人間でよかった。愛を教えてくれただろう。君は生きるべきだ。常に君のことを想っているから、君は僕を踏み台にして、幸せになるべきだ。君が苦しむべき理由はない。幸せになって。