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照りつける太陽の日差しが

カーテン越しに僕を照らす

ぼんやりとした不安と

沈み込んだ気持ちの奥底に

光は届くことのない

反比例したコントラスト

半ば昼夜逆転した現状では

陽気な天気は僕の邪魔でしかない

曇った天気は僕の反映でしかない

雨降る天気は僕の溶解でしかない

ようやく心と身体の殺戮者は姿を潜め

無機質な部屋から逃避する時が来た

人々はまた、普段の日常に戻る。

各々の苦しみを背負いながら。

人に疑いの目を向ける者たちよ。

君たちはは母の手に抱かれたか。

自らの死を望む者たちよ。

生まれた時に祝福の声をかけられたか。

何もかも諦めた者たちよ。

苦しみの多き人生を愛せないか。

ひたすらに愛を求める者たちよ。

いつか真実の愛を見つけられるのか。

自らの保身に手を尽くす者たちよ。

隣人愛の精神を知らぬのか。

理性に縛られた者たちよ。

理論と活字は貴女の心を癒せているか。

動物を無下にする者たちよ。

人間は動物よりも賢いのか。

宗教を忌避する者たちよ。

君は今まで人の苦しみを見てきたか。

人を信じられない者たちよ。

一人でも信じられる者がいなかったか。

人の優しさに依存する者たちよ。

その優しさに応えられないのか。

罪人を侮蔑する者たちよ。

君が成り得た人物ではないのか。

孤独に迷う者たちよ。

孤高を誇ることができないか。

人を傷つける者たちよ。

その叫びが聞こえぬか。

生きるのに悩む私よ。

己の限界を知りなさい。

最善を尽くしなさい。

目前にあるものをこなして

自分のなすままに生きなさい。

そして、自らの諸々の雑念を捨て切って

優しくなれないか。