陰鬱

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絶望

今日は地獄のような夜を以て、朝を迎えた。人間が考えうる最大限の侮辱を、僕は受けたと思う。これほどまでに罵られたことは未だかつてほとんどない。驚いたことですが、今朝から体の震えが止まらず、あまりの衝撃で古典的なヒステリー症状を呈しているような気がして、ますます恐ろしいです。

まさしく、僕は存在価値を全否定された訳ですが、私はそれ相応の罪は犯したつもりだし、それ相応の苦しみを彼女には無意識のうちに与えていたことは間違いないでしょう。だとしても、居なくなれだとか、忘れられないようにしてもっと辛くしようなんてことは、今精神的にどん底にいる私にとって、どれほど辛い発言でしょう。多分、本気で私を壊しにきているのでしょう。彼女は優しくなんかないのかもしれない。

忘れられないようにして辛くされた人はこれまで沢山いるのでしょう。そして、その中に私も埋没していくのでしょう。もう彼女のことを僕は見もせずに、ただ執着しているクソ野郎と思っているでしょう。ただ、私ほど彼女の外面以上に内面を汲み取ろうとした人はいないと思う。僕は決して彼女の虚像を作り出して、妄想しているわけでは決してない。僕は心から彼女の全体を見て、ありのままを受け入れようとしたと思う。人様に勝手に自分のことを考えられたくないと思うかもしれないけど、僕は本当に彼女のことを深く理解“しようと”した。もちろん、それは大抵は妄想に過ぎなかった訳ですが、それでも彼女のことを三日毎晩考えているような私の努力をせめて汲み取ってほしい。僕はちゃんとLINEのこれまでのトークだとか通話の内容を根拠に考えていたつもりだった。“幸せにする”と言ったのも、彼女が“何もかも足りない、幸せも”という発言が根拠だったのでした。

ぼくはあれほどまでに侮辱されてなおも、彼女の根幹にある優しさというものの存在は疑っていない。かつての通話での優しい声や、ぼくの見た目を受け入れてくれた経験、私が辛くて死にそうになったときも心配してくれたことを思い出します。犬猫のようなかけがいの無い生き物の命にも、彼女は人一倍慈愛があった。LINE上であればなんとでも言えるかもしれない、けれども、ぼくはあの優しさが真の優しさだったことを信じる。気分の変動が激しい彼女だから、昨日の侮辱も衝動的に発したものだと信じている。彼女は確かに優しさに溢れていた。きっと、今は自分の精神的な許容範囲を超えて、もうなにがなんだか分かっていないのでしょう。

僕はこれほどまでの絶望を与えられるほど、極悪人だったのでしょうか。彼女を満足させられるような刺激も行動もできなかったとは思う。なかなか彼女の本質を理解することもできなかったと思う。反省すべき点は沢山ある。でも、ここまで苦しめられることを僕は理不尽としか思えないのです。

なぜ彼女じゃないと僕はダメなのか。それは、彼女が僕のコンプレックスの壁を取り払ってくれたことです。そして、彼女の芸術至上主義的な側面に非常に魅かれたところもあります。そして、なによりもあなたの優しさです。ぼくは、彼女から受け取った分、自分の生涯と将来を以て恩返しするつもりでした。でも結局できなかった。彼女はぼくを信じてはくれないからです。もちろん、人間不信にさせたのは、私含め大勢の心無き人達に他ならない訳ですが。

彼女がぼくに対して居なくなってほしいと言ったのは、僕はどう捉えるべきなのか。これも本心に基づく発言なのだろうけど、捉えようが沢山あるわけです。一見僕を傷つける発言のように思えるわけですが、「自分のような人間に関わると不幸になるから、さっさと離れろ」という私のことを憂慮した一種の警告とも捉えられるのです。はたまた、これでもかと言うくらいの絶望を与えて、それでも僕は離れずにいられるか試しているようにも思えるのです。僕はこれを単なる侮辱と捉えてはいけないような気がします。引き留めるべきとすら思ってしまいます。

ただ、本当に理不尽なことばかり言われてきて、ご飯も食べられず、睡眠も取れず、薬に頼る毎日でした。そんな仕打ちを受けるたびに、さすがに僕の心は彼女から遊離していきます。本当に僕と関係を切りたいなら、せめて最後に通話でもしてほしい。そこで洗いざらい今までのことを話して、きっぱり関係を終えたいのです。楽になりたいのです。ぼくは、そうしない限り納得できないので、いつまで経っても、彼女に執着してしまうのです。執着するなと言われましても、僕は彼女のことを一方的に見放すことはもうできないのです。

彼女のことを好きでいてくれれば、僕のことをもっと幸せにしてくれる、楽にしてあげる

僕はこの言葉を信じてしまいます。ねえ、ぼくはいつ楽になれるのだろう。ぼくは未だに信じ続けているよ。だから、僕のことも信じてほしい。不満があるなら、その全てをどこでもいいからぶちまけてほしい。