陰鬱

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喉がいてぇ

なんか喉がイガイガする感じ、そのなんとなくの不快感を感じていくうちに、もはや無意識を飛び越えて、そのイガイガに意識が集中し始める。何かに没頭しようとしても、イガイガが気になる。それと同時に若干の吐き気までする。そうして、今日食べたチャーシューご飯を思い出す。あの肉傷んでたんじゃねーか??自分はかつて行ってたスイミングスクールで女の子が吐くのを目撃してから、未だに嘔吐恐怖症だ。

吐き気がする内に唾を何度も飲むものだから、余計吐き気は加速度的に上がる。そうして、この夏の気色悪い暑さと湿気のせいで、寒気までしてくる。そのいやーな身体感覚が、何かに類似していることに気づく。パニック発作だ。あれほど精神が安定してきたのに、魔の手はやはりすぐそこに潜んでいる。ここでいかに平静を保ち、毅然とした態度でいられるか、そこが重要である。

この喉のイガイガは一時的な身体症状に過ぎない。機械の調子がたまに悪くなるようなものだ。大したことはない。そう言い聞かせて、早く寝るに越したことはない。明日もバイトだが、やはりバイトはストレスフルな出来事だということが実感される。バイトと孤独感のストレスが、否応なく自分の身体に影響を与えているみたいだ。

このままかつてのヒステリー球(咽喉頭異常感症)やパニック障害をぶり返さないよう気を付けねばならぬ。

こういった着々と身体症状に意識が拡散していく様は、やはり妄想的なものである。統合失調症とは、生物学要素が強い故、身内に患者がいてもおかしくはない。でも、私の身内には誰一人いないし、別にバイトもレポートもできているので問題はないだろう。そもそも、統合失調症は妄想だけが症状ではないのだから。

といっても、妄想的性格があるのは認めざるを得ない。妄想性障害の鑑別には、

  • 身体型(somatic) - 自分が寄生虫に感染している、悪臭を放っている、醜くて他者に迷惑をかけているなどの身体的疾患があると思い込む[1]強迫性障害身体醜形障害との鑑別が必要である。
とある。
強迫性障害と身体醜形障害は、共に私のこれまでの罹患歴と非常に類似する。もちろん、これらは鑑別であって、厳密には妄想性障害ではないのだが、それに似た様相を呈するからこそ、鑑別の有無をDSMは要求しているのである。
神経症水準に留まっている私が、統合失調症のような精神病水準にシフトチェンジするとら思えないが、自分に妄想的側面があるところは非常に面白いと感じた今日この頃。統合失調症を対象に挙げているジプレキサを処方している先生の意図も聞きたいところだ。(といっても、単なる不安を鎮めたり、かつて酷かった嘔気への制吐作用を目的としているのだと思うが)