喉がいてぇ
なんか喉がイガイガする感じ、そのなんとなくの不快感を感じていくうちに、もはや無意識を飛び越えて、そのイガイガに意識が集中し始める。何かに没頭しようとしても、イガイガが気になる。それと同時に若干の吐き気までする。そうして、今日食べたチャーシューご飯を思い出す。あの肉傷んでたんじゃねーか??自分はかつて行ってたスイミングスクールで女の子が吐くのを目撃してから、未だに嘔吐恐怖症だ。
吐き気がする内に唾を何度も飲むものだから、余計吐き気は加速度的に上がる。そうして、この夏の気色悪い暑さと湿気のせいで、寒気までしてくる。そのいやーな身体感覚が、何かに類似していることに気づく。パニック発作だ。あれほど精神が安定してきたのに、魔の手はやはりすぐそこに潜んでいる。ここでいかに平静を保ち、毅然とした態度でいられるか、そこが重要である。
この喉のイガイガは一時的な身体症状に過ぎない。機械の調子がたまに悪くなるようなものだ。大したことはない。そう言い聞かせて、早く寝るに越したことはない。明日もバイトだが、やはりバイトはストレスフルな出来事だということが実感される。バイトと孤独感のストレスが、否応なく自分の身体に影響を与えているみたいだ。
このままかつてのヒステリー球(咽喉頭異常感症)やパニック障害をぶり返さないよう気を付けねばならぬ。
こういった着々と身体症状に意識が拡散していく様は、やはり妄想的なものである。統合失調症とは、生物学要素が強い故、身内に患者がいてもおかしくはない。でも、私の身内には誰一人いないし、別にバイトもレポートもできているので問題はないだろう。そもそも、統合失調症は妄想だけが症状ではないのだから。
といっても、妄想的性格があるのは認めざるを得ない。妄想性障害の鑑別には、