孤独への逃避
孤独すぎて死にたいのは、甘えだろうか。
もちろん、学校が始まるのも怖いし、将来も怖い。
けれども、僕は単に孤独が怖い。沈黙が怖い。一人が怖い。誰も助けてはくれない。
孤独を和らげる、孤独への逃避の仕方がわからない。
眠りに落ちれば、孤独から一時的に逃れられる。けれども、いつか終わりはやってくる。それに、最近は夢の中でも孤独で苦しめられる僕がいる。
誰かと遊べばいいのだろうか。遊ぶ人もいない。
何かに没頭すればいいのだろうか。資格勉強や小説執筆や絵描いたり、暇つぶしはいくらでもある。けれども、それさえも孤独で胸が締め付けられて、何もする気が起きない。
じゃあ死ねばいいのか、死ねない。
悟ればいいのか、悟れない。
となると、やはり寂しさを紛らわすのは習慣と義務だ。僕のそれは、学校と勉強だ。それに打ち込めば、寂しさなんて感じる暇もなくなるだろう。今が戦いなのだ。今が。
しかし、それも側から見れば虚しいものだ。僕は誰かに尽くすことで、寂しさを昇華したい。そう思う今日この頃。