日記なんか辞める
前回の記事を見ると、ちょうど一年前、それも一回投稿したきりである。
なんたる愚行か、なんたる怠慢か、なんたる根性だ。
三日坊主にすらならなかった私が、ネットの海に埋もれつつあったこのブログに今舞い戻る。
考えれば、敗因は主題を日記にしたことであり、それ自体間違っていたのだ。
自分は俗に謂う陰キャであり、内向的閉鎖的人間であるじゃないか。
故に何ら刺激のないつまらぬ日常を送っているのではないか。そんな人間が日記を書いたところで、特筆すべき話題がいずれ底を尽きることが明確ではないか。
学校に行き、家に帰る。ノンサーノンゼミ、半引きこもり人間。そんな人間は日記を書くに値するわけがない、おこがましい。
ということで、今度からは自分が考えたこと,感じたこと,思ったことを率直に飾らず書こうと思う次第である。
思考は無限に広がっている。無限に変遷する。日記には限界があるだろう。
自分から沸々と湧き上がる考えを、文章に還元する時期に到達したのだ。
といっても、私自身常識だとか教養がまだまだ欠けていて未熟であるから、そこの点は読んでくれる人は是非ともご容赦いただきたい。
人よりも肉体的には苦労していないだろうけれど、精神的には散々苦労してきたし、苦しんできた。
それによって蓄積されてきた心の澱みが、否応なしに私の文体に染み込んでいくと思う。
その心の澱みを浄化すべく、現在進行形で学んでいる臨床心理学の知見を活かしながら、それを主としてブログを書いていくと思う。
勿論、人間の心理や行動・思考様式について固執しようとは思っていない。それ以外の分野についても考え、記述していきたいと思う。
とここまで堅苦しい文章で書いてきたわけだが、私はこういう文体が大嫌いなのだ。自分はどちらかというと不真面目で大雑把で馬鹿で、そして人一倍に謙遜し、自己内省し、卑下する人間なのだ。偉い人の書いた論文調の文章など大嫌いだ。知人とも堅苦しい話なんかしないし、下ネタ談義したほうが楽しい。知性主義と反知性主義を行ったり来たりしている人間である。
だから、私は自分に酔いしれて偉そうに考えを語る「もう一人の私」へのストッパーにならなければならない。
そして、読んでくれる人(読者の謙遜した言い方)は精一杯批判的に読んでほしいし、心の中で論駁し、小馬鹿にしてくれて構わない。私の文章に何かを感じてくれるのも結構だが、きっと偉そうな文体で書いている筆者自身にきっと嫌悪感を抱くだろうから。
還元しますと、
・日記には話題において限界があるため、これからは考え事を書く。
・偉そうに文章を書いてすみません。
・筆者はバカです。
んな感じです。
さて、このブログの前置きはこれくらいにしませう。
最後に今後書くにあたって、最大の不名誉を吐露して、終いにする。
このブログのURLを一瞥すればお分かりいただけると思う。
はてなブログを開設するにあたって、自由に決められるIDが自ブログのURLの一部となるのだが。
私は何を思ったか、「unkodaisukifunclub」にしてしまったらしい、一年前に。一度決めてしまったIDは変更できない。
このことからも窺えるだろう、自分は不真面目で、大雑把で、馬鹿であるということを...。
こんな俗物野郎なのか...とドン引きして、一歩距離を離して、今後の記事を読んでください、以上です。(色々な人に見てもらうという気はない。) 2020/2/24