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演習ではズーム顔出し必須なんだよなだから買ってきたロジクールで顔映せるか試しに見てやってくれ夜に、なんて言われてズームを開いたエロゲー君は、共有画面で次買うオナホについてレクチャーする。未来が見えねーし、虚無だし、読書とますたべしかやることないと言いながら、2年後には就職して、安定した生活を送るのだろう。女性蔑視のエロゲー君は、独身貴族のような生活を送りながら、まぁなんとか生きていくのだろう。そこに哲学専攻で学んだ何かが残るのだろうか知らないが。

限界大学生とか言いながら、案外Twitterで楽しそうにやってる彼を見て、それもまた幸せじゃないかと案ずる、じゃあ考古学の彼は、どうだろう。明日の派遣は潰れてしまった。毎回「楽チン軽作業！」を謳う紙媒体の検品作業の派遣は何故だか知らないが前日にキャンセルされる。んーじゃあ次は今週の日曜だな、と思う。派遣先で親しくなった同じ2年の国士舘大の子は、そこは前言ったヤマトの派遣だと教えてくれた。あー、ヤマトは大手だから、派遣の扱いも丁寧だよなあって思い出す。派遣先は新習志野から30分も歩かされたから腹立つけど、まぁヤマトはよかったよ。付近には海があって、そうそうやっぱり輸入するんだから海だろう笑、工場関係者以外に釣りの人がいることにふと安心する。あーこんな海は熱海とは全然違ったなと思う。7時8時の風呂入る前に俺たちは、海岸沿いに向かった。リア充とカップルとアホな大学生たちが浜辺で花火に興じている。よっしゃここで陰キャの花咲かせてやろうぜと、いつかの打ち上げ花火２つを、嵩張るよなぁ、バッグからデカデカと出してきて、残ったてんでばらばらな小さい花火も一応出した。クライマックスで、打ち上げ花火に点火。熱海の潮っぽい匂いと、海岸特有の微風と、夜の真っ暗な夜空に、バカでかい音を立てて、花火が炸裂した。ポッ！！！ヒューーーーー！ポッ！！ヒューー！おお、これは湾岸戦争の夜間迎撃音とあまりにも似ている！！笑そして、打ち上げ終わった火花とカスが夜空に僅かな光を以て、ちりちりと落ちてくる様は、儚く死んでゆく、自らを貶めながら生きていく我々のメタファーか。この海岸は昼にもきた。チェックインよりも2時間くらい早めに着いて、僕らもう疲れ果ててしまったんで、浜辺へ続く階段で寝っ転がった。オイオイ、女の子なのになんで水着の子が少ないんだ。砂浜に座り込んで本を読んでいるおっさんがいる。あー、乙だなぁ、、吟遊詩人スナフキンのような静謐さがある。そんなことを言っても彼は大して共感しない。お互い共感したのは、あのカミュの『異邦人』のザムザくんについて。ママンが死んだ翌日に海岸に行き、太陽が眩しくてアラビア人を殺した彼は、こんな浜辺でピストルを撃ったんだろうなって。あーやっぱりカミュはみんな読んでるもんなんだなぁと思う。海っていいよなぁ、一日中ここで物思いにふけられるよなぁ。いつかの日の暑苦しいあの時も、海を見ているだけで暑さは幾分和らいだ。母なる海よ。深夜12時にどうせ寝れんのだから、またこの辺を散歩したけど、海までは見なかった。酔いが覚めちまったとか言ってるが、それプラセボ効果的に酔ったと錯覚してるだけだろと思う。

ああ、考古学の彼は引きこもっている。親から未だに外出禁止令をくらっている。バイトも外出も親に制限されている。一体どうなってんだと思う。グラビアで自家発電して、教職課程をしこしことこなしているだけの人生つまらなくないか。そろそろ家から出てこいと今日連絡しようと思う。そう、数少ないネットの知り合いと日曜テネットを見ようと言ったのに、身体がフラフラするのを見られた親に外出禁止を出されたらしい。そんなに親の権限って絶対かと思う。別に我々は精神的にも経済的にも決して親から自立できる年齢ではないけど、少しは反抗してくれよ。経済的自立といえば、現代社会のあいつは自分で20万貯めて免許を取るんだと。奨学金も借りてる彼は、親はお金なんか出してくれんお前は恵まれてるという。そうだ、こないだ日曜に神保町に行ったけど、全く古本屋が空いてない。コロナか休日効果か知らんが、空いてなくてうざかった。筋肉少女帯の大槻ケンヂの曲に「日本印度化計画」がある。

日本を印度にしてしまえ!
オレにカレーを食わせろ オレはいつでも辛さにこだわるぜ
オレにカレーを食わせろ オレはいつでも辛さにこだわるぜ
高円寺で見た ターバンの男よ
オレをいざなえ ガンヂスの流れに

※for away tonight feaver
natural high and trip
for away tonight feaver
natural high
トビマス トビマス 日本を印度にしてしまえ※

オレにカレーを食わせろ 燃える辛さがオレをハイにするぜ
オレにカレーを食わせろ 燃える辛さがオレをハイにするぜ
吉祥寺で見た サリーの女が
ヨガのポーズでタクシーを止めた

(※くり返し)

オレにカレーを食わせろ オレはいつでも心のままに
オレにカレーを食わせろ オレはいつでも心のままに
中央線に飛び込んだ聖者の
最期の言葉が「カレーはなんて辛いんだー」

excite natural high and trip
excite natural high
トビマス トビマス… 日本を印度にしてしまえ!

俺はそういうかつてのサブカル的な曲は知らねーんだと思いながら、有名らしいエチオピアでビーフカレーを食った。じゃがいも一個丸ごと出されるど迫力。隣のアベック（死語）は両人ともカレーを残して店を後にする。こういう残すやつの気が知れん、とエロゲーとラーメン二郎が生きがいのあいつは、悲しい表情を浮かべた。

そう、もっと本が欲しかった俺は、あの日の神保町では満足できねーんだ。本が少なかった。買ったのは、ファーブル昆虫記１〜4岩波、阿刀田高兄貴の〜を知ってますかシリーズ3巻と、ジキルとハイド、博士の愛した数式、月と6ペンス、そして「限りなく透明に近いブルー」、これはもう読んじまったが、まぁ下品な小説だったな。官能小説と変わらない、ドラッグと乱交と暴力彼氏しか出てこない。こんな小説を芥川賞に選んだ理由を知りたい。ただこう今書いてるような乱雑で粋がった文章が良かれとされる風潮に、俺は、否！！と警鐘を鳴らしたいものだ。アウトサイダーな生き方がそのまま文学の主題となるのもわからん。

本が欲しいから、頼むから外出てくれよ。俺はそんなに友達がいないんだから、頼むよ。あ、兄を思い出す。あいつは尿路結石で入院したんだ。全身麻酔で手術。ネクスコの仕事は忙しい。言わんこっちゃない、あまり知り合いの居ない異郷の地旭川で、会社の寮で毎日忙しく働いてたら、そりゃストレスで石くらいできるわ。かわいそうに、親は旭川に行こうとしたけど、道外の人間は面会できんのだと。クソマニュアル人間共め。

正直テネットそんな興味ないから、強ち突然の中止はよかった。最近俺はメンタル沈んでるんだよ。自傷行為の如く派遣を入れて、身を壊して、腹も壊して、そんで金を得て、開放感を得て、ニタニタして、早く殺してくれ。だから、疲れててテネット見てる気力もないんだよ。あー、明日派遣が潰れたから、ようやく休めるかな。英検準一級の長文全部あってて嬉しかったな。活字と英文の中に吸い込まれて、知性化の防衛規制で脆弱な自我を守ってかわいそうな僕。悲劇のシンデレラ症候群というアイドルが既にいるらしいが、俺は真剣にその名を借りて、この心理学的理論を発表するつもりだ。メンタル病んだ人間特有の尊大かつ誇大した自己愛から来る、今の悲惨な精神的状況を正当化する認知バイアス「病んでいる私は誰よりもかわいそう、でもこの悩みはなによりも高尚なのよ、もっと見て！！！」俺は太宰治が嫌いだ。彼の遺作「グッドバイ」じゃあな。

ますます自分が歪み、解体していく気がしているんだ。バカ派遣のために千葉大学こどものこころ診療部という未だに子どもかよ！！に行くつもりだった木曜に俺は派遣に行った。もう俺はまたなにかをしてないと気が済まない暴走列車になってしまった。

統一列車は走る　釜山行き列車は走る 統一列車は走る　湖南行き列車は走る 七百里洛東江畔に　いのちの水を引き入れて 新しい鋤で　力強く　湖南の野を広げよう 千里馬トラクターに　クレーンも走る 千里馬トラクターに　クレーンも走る 疾風のごとく駆り立てよう　統一の鉄馬を 車窓の外で　ちらりちらり見える 南の兄弟たちが　歓迎しているのが 統一列車は走る　釜山行き列車は走る 直通列車は走る　平壌駅を発車する 家のない兄弟たちには　文化住宅を建ててあげ 絹のようなビナロンを　兄弟たちに着せてあげよう われらの同胞愛を　荷台ごとに載せて われらの同胞愛を　荷台ごとに載せて 疾風のごとく駆り立てよう　統一の鉄馬を 車窓の外で　ちらりちらり見える 南の大地が　近づいてくるのが

통일렬차 달린다 부산행 렬차 달린다 통일렬차 달린다 호남행 렬차 달린다 칠백리 락동강반 생명수 끌어주고 새 보습 우렁우렁 호남벌을 번져주세 천리마 뜨락또르 기중기도 달린다 천리마 뜨락또르 기중기도 달린다 질풍같이 몰고가세 통일의 무쇠철마 차창밖에 어뜩어뜩 어뜩어뜩... 남녘형제 반겨온다 통일렬차 달린다 부산행 렬차 달린다 직통렬차 달린다 평양역 떠나간다 집없는 형제들엔 문화주택 세워주고 비날론 비단천을 형제마다 입혀주세 우리의 동포애를 차판마다 싣고서 우리의 동포애를 차판마다 싣고서 질풍같이 몰고가세 통일의 무쇠철마 차창밖에 번쩍번쩍 번쩍번쩍... 남녘땅이 달려온다 もう殺してくれ。俺は分かってるんだ、孤独感や将来の不安も、劣等感も何もかもを覆い隠すために、派遣に身を投じているのが分かってるんだ。これでも俺は正常なんだろう。限りなく躁的な気分で居たあの頃が懐かしい。今は何もかも中途半端なんだ。何もかも、何もかも。このまま、不幸なまま、あと何年生きるんだ。分かってる、俺には少なからず友達がいるし、悩みを相談できる人もいる。でも、俺はもうダメな気がする。そういって、俺は天寿を全うする。世の中幸せになれる人間は限られている。俺はそこからあぶれただけだ。 ああ！ジョーカーをみたことはないが、世の中喜劇だと思うと、突然身が軽くなる気がするんだ。お前らは観客だ。俺はいつだってピエロだった。俺はおどけてクラス中で笑われる存在だった。そして、おれがテストでいい点取ると、怪訝な顔されたのを思い出す。ピエロに人権はない。そう、僕の仕事でのミスも、限りなく軽薄な対人関係も、愛がなんたるものか知らないことも、おそらく今後自分が破滅と道化の道へ進むことになるのも、全て脚本の名の下で、おれはその中で決められたことをアクトするだけの人間に過ぎない。それならば、是非とも訪れよ、我が神よ。デウスエクスマキナ、デウスエクスマキナ、デウスエクスマキナ。かつての日本兵は天皇陛下なんかに万歳三唱しなくてもよかっただろう。デウスエクスマキナ三唱すればいいじゃない。（俺は決して、“レフトウィング”の人間ではない...!!）この切羽詰まった（いや、レポートやっとけばいいだけの人生、なにも切羽詰まってない）状況から、この舞台から我を救い給へよ。我が心お静まり。 俺は仮面をつけるのが得意だ。ペルソナとシャドウ。知り合いのま前ではキチガイを演じているが、バイト先では至極真面な好青年だ。「成人になるまで働いてねー！」このおばさん、最初は感じ悪いと思ったけど、案外いい人だと思う。長い間付き合わないとわからんものだ。この発言が皮肉だろうが、茶化しだろうが、本心だろうが、労いだろうか、それは重要ではない。こんなことを言われると、なんだかもう少し生きてみたくなる、それだけだだ。だ。だ、だ？？ダダダダ天使。